住民の声を無視し維新、公明の反対多数で直接請求否決 報告②

※府議会に条例制定を求めて集まった府民(大石議員も参加)

7/29府議会 傍聴参加者からの報告②(Hさん)

 今回大阪市IR・カジノに関する住民投票を求める署名19万2773筆を受け臨時で招集された府議会へと出向く事となった。

 結論から言えば、この20万筆近い府民の声を約7時間開かれた議会の4時間を休憩に使い請求代表者には5人で30分の発言しか与えられず、否決されることとなった。

 私の見識違いであっただろうか?議会では議論が行われているものだと思っていましたが、以前、大石さんが国会は茶番であると言われたように府議会も茶番であると感じました。

※住民投票実施を訴える山川事務局長と絶対に目線を合わせない吉村知事

引用元Jjc.com

 結果は最初から決まっておりそれに向けて討論ではなく、維新の目的達成のためだけの正当化論を聞かされたようでした。

 特に今回最初に維新から質問に立った笹川議員の「手続きによって適切に進められた。」「特に大事なギャンブル依存症対策。」のような代議員制度を盾にし、20万近い府民の意志を組まない発言があったことに心を痛めるしかありませんでした。

 

 それは吉村知事も同じで、請求代表者の声を聞いているのかいないのか?ただ一点を見つめ笑うわけでもなく、怒るわけでもなく、代表請求者からの呼びかけにも振り向くわけでもなく、ただ一点を見つめるロボットのような印象を受けました。

 傍聴席からは、多くの府民の声が飛んでおり「嘘をつくな」「大阪がつぶれたら責任をとれるのか?」「吉村は府民の声を聞け」「選挙で任意を示されたのなら何故都構想は否決されたのだ!?」など休憩時間以外の議長の横暴をかき分け傍聴者からは多数の声があがっていた。自民党は賛成の立場をとり、しかし住民投票を求める声は無視してはいけないと訴えてはいたが、休憩中に舞台の裏側で用意し、想像ではあるが、維新と示し合わせた上での最終的な文章の読み上げに終わったのではないかと印象を受けた。

※カジノ賛成の立場から住民投票に賛成する自民党原田議員

引用元 原田りょうブログ 未来へ全力改革!

 

 そして共産やその他の少数会派の意見は多数派の承認がなければ発言ができず、聞いてもらえない。その中でも隣にいた大石さんの傍聴席からの追及はヒヤヒヤもしたが芯を突く内容で本当に心強いものであった。

 議決が行われた際にも、多くの傍聴者が、声を上げられたのも彼女の後ろ押しがあったからだと考える。恐らくこの府議会は普段満席になる程の傍聴者は入らないのだろう。

 政治に関心を持たず、放置しテレビに映る姿をだけを見て、投票し、維新を増長させてしまったのであろうと、途中、自責の念を生じた時もありました。

※大石ちゃん自由自在にて怒りを露わにする大石あきこ

FMC月テレより引用

帰りの道中、大石さんと話すことができた。

「予想はしていたけど、ここまでヒドイとは。」とこぼされていましたが、まだ終わったわけではありません。一番大事な住民合意がなされていない事が20万筆を超える署名によって、示された以上私たちは、代議員制を盾にした維新的ニセモノ民主主義ではなく、府民の声がカジノに反対であることを示し、IRカジノを止めていかなければならないと思います。

この茶番は戦いの始まりにすぎません。皆で必ずIRカジノを止め、真に求められる政策を議論し、作り上げていきましょう。

 

報告①(Mさん)もぜひお読みください!

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